アマゾンは、南米7カ国（ブラジル・ペルー・コロンビア・ボリビア・ペルー・ベネスエラ・ギアナ）にまたがる世界最大の熱帯雨林。アマゾンには4万種以上の植物、1,300種以上の鳥類、400種以上の哺乳類、4,000種以上の魚類、250万種以上の昆虫が生息している。
生物多様性という言葉が、もはやこの700万km2（日本の約18倍）の面積を誇るスケールの大きすぎるアマゾンを説明するのに不十分に感じるほど、多種多様な動植物との出会いがあなたを待っているだろう。
※地図は、エクアドルアマゾンのヤスニ国立公園の近くを示しています。
ブラジルのアマゾン川の観光拠点となるのは、マナウスとベレンの2都市。
アメリカン航空を利用した場合、ダラス、マイアミ経由でマナウスに入ることが可能。
アメリカン航空：日本→ダラス・マイアミ→マナウス他の航空会社を利用の場合は、一度サンパウロ又はリオ・デ・ジャネイロをゲートウェイとするのが一般的。
日本→経由都市→サンパウロ
北米経由：アメリカン航空（ダラス）、デルタ航空（アトランタ）、ユナイテッド航空（ヒューストン）、エアカナダ（トロント）
欧州経由：ルフトハンザ（フランクフルト、ミュンヘン）、エールフランス（パリ）、ブリティッシュエアウェイズ（ロンドン）
中東経由：エミレーツ航空（ドバイ）、カタール航空（ドーハ）
日本→経由都市→リオ・デジャネイロ
北米経由：アメリカン航空（ダラス）、デルタ航空（アトランタ）、ユナイテッド航空（ヒューストン）
欧州経由：ルフトハンザ（フランクフルト）、エールフランス（パリ）
中東経由：エミレーツ航空（ドバイ）、カタール航空（ドーハ）
空路
＜マナウス空港へ＞
-サンパウロのグアルーリョス国際空港から約4時間
TAM航空、ゴル航空が1日に5-6便の運行。
-リオ・デ・ジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン（ガレオン）国際空港から約4時間。TAM航空、ゴル航空が1日に2-3便の運行。
エトゥアルド・ゴメス国際空港は、マナウスの街から北に約20kmに位置し、タクシーを利用するのが一般的。料金はR$49。
＜ベレン空港へ＞
-サンパウロのグアルーリョス国際空港から約3.5時間
TAM航空、ゴル航空が1日に7-8便の運行。
-リオ・デ・ジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン（ガレオン）国際空港から約3.5時間。TAM航空、ゴル航空が1日に2-3便の運行。
バウ・ジ・カーンス国際空港は、ベレンの街から北に約11kmに位置し、タクシーR$35やローカルバスR$17で15～30分。
アマゾン川のリバークルーズの発着となる北部の町・イキトス、クスコから更に奥まったジャングルの街・プエルトマルドナードが旅の基点。
どちらの町を基点とする場合にも、一度首都のリマにアクセスが必要。
日本→経由都市→リマ北米経由：アメリカン航空（ダラス、ロサンゼルス、マイアミ）、デルタ航空（アトランタ）、ユナイテッド航空（ヒューストン）、エアカナダ（トロント）
空路
＜イキトス空港へ＞
-リマのホルヘ・チャベス国際空港から約2時間
ラン航空1日に5～6便の運行。
シー・エフ・セカタ国際空港は、街のセントロから車で約20分。タクシーでおよそs/.10～15が便利
＜プエルト・マルドナード空港へ＞
-リマのホルヘ・チャベス国際空港から約1.5～3時間
ラン航空、タカ航空が1日に2～3便の運行。
成田→北米都市→キト→（約40分）→コカ成田→北米都市→キト→（約40分）→ラゴアグリオエクアドルのキトには、成田から北米都市を経由し首都のキトへ。キトからアマゾンの町コカやラゴアグリオへは、タメ航空国内線が運航しています。
世界第2位の長さを誇り、世界最大の流域面積（オーストラリア大陸とほぼ同じ広さ）を誇るアマゾン川。湖かと見まがうかのような大河の一角にマナウスはあります。
19世紀に天然ゴムが発見されたことによって繁栄し、今ではブラジル北部の主要となっています。マナウスはアマゾン観光の一大拠点となっており、ジャングルの中に建つロッジに滞在したり、リバークルーズにピラニア釣り、ゴムの採集体験にジャングルウォークなど多様なアクティビティが楽しめます。
イキトス周辺のアマゾン川では、川沿いを飛ぶコウノトリの大群や優美なシラサギたちが頭上を舞い、見たことも無いような色彩の数百種もの鳥たちがアマゾンの川や湖の上を飛び交います。
ペルーのパカヤ・サミリア国立公園の奥にある湖「ラゴ・ネグロ」では、ピンクのイルカたちとの出会いが待っています。
時間が空いた時には、のんびり釣り糸をたらしてみると尖った歯のピラニアをつかまえることが出来ます。夕暮れ時には、直径約2mの水蓮オオオニハスが花開き壮大な景観が広がります。
ペルーアマゾンを代表する大河『マヌー川』流域に広がる“マヌー国立公園”は、低地から標高4,000mをこえる草原地域にまで広がる、幅広い動･植物相を誇る自然遺産です。
この国立公園内(四国とほぼ同じ広さ）には約800種の鳥類、1,500種の植物、そして100種の哺乳類が生息しています。
なかでも解毒作用を持つアルカリ性の土壌を食べる『コンゴウインコ』、飛ぶのが下手な『コシジロラッパチョウ』など多くの貴重な鳥たち、更にはジャガーやエンペラータマリンなどの絶滅危惧種も多数生息しており、公園内の90％は一般の立ち入りが禁止され厳しく生態が守られています。
エクアドルアマゾンには、ブラジルアマゾン川に流れ込む、支流があります。すなわちアマゾン源流と言っても過言ではありません。支流の為、大河ではありませんが、エクアドルアマゾン独特の雰囲気が漂っています。まず、このアマゾンには、不快な蚊など、伝染病が気になる虫が少なく、気温などもそれほど高くなく、非常に過ごしやすいです。この点はジャングル＝暑いという観念を覆すとともに、快適なジャングル滞在が約束されています。
エクアドルのアマゾンの中心となるのが、コカの町からアクセスできるナポ川とラゴアグリオの町からアクセスできるクヤベノ川です。この地帯はエクアドルおよび世界的に最も重要な生物多様性地域のうちのひとつです。
川の周りは、ヤスニ国立公園とクヤベノ野生生物保護区と指定され、200種類の哺乳類動物が保護されていますが、これはエクアドル全体でみられる動物のうちの約半数もの種類となります。
またエクアドルで見られる鳥類の約3割にあたる550種以上の鳥類、そして魚の種類は、なんと630種以上が生息し、全大西洋で確認できるより多くの種がこの地域で確認されています。爬虫類と両生類に及んでは、200種類以上が発見されており、その記録は同時に世界の生物多様性の記録となっています。昆虫に関しては、まだ十分な情報はありませんが、おそらく数千もの種類になるでしょう。
ナポ川、クヤベノ川では多くの野生動物、野鳥が流域に生息し、特にカブチーノモンキー、スクアラーモンキーを始めとするサルやトゥーカンなど色とりどりの野鳥を頻繁に見られ、自分の双眼鏡を使って、彼らを発見したときの感動は、他に変えられるものはないでしょう。また、隣接するヤスニ国立公園では、大変珍しい光景を見ることができます。それは、数百羽のコウンゴウインコが土壌を一斉に食べはじめます。この行為は、ジャングルに生える植物は一部、毒素を持っており、それを解毒するために、アルカリ質の土を体に取り入れているのです。
エクアドルのジャングルツアーでは、このような動物の不思議な行動のほか、たくさんの自然を全身に感じることが出来ます。
アマゾン旅行のベストシーズン
コカ川は川幅が広く水は透明であるのに対し、クヤベノ川の特徴は黒くにごっていることです。それもそのはず、クヤベノ川の水は全て周辺で降る雨からなっているのです。
アマゾン地域の年間降水量は、2,000mmから4,000mmはありますが、クヤベノの場合、その中でも川の水位が高い、3月から9月の旅行がお勧めです。乾季と言っても雨は降りますが、12月から2月にかけては、河の水位が下がり、カヌーやボートでの移動が限られることがあります。
持ち物
コンセント形状
15,120,220V/60Hz、A,B3型
日本のコンセントは電圧、形状ともに合いませんので、変圧器および変換プラグが必要になります。
予防接種
ブラジル・ペルーにまたがるアマゾン流域へのツアーでは、黄熱病の予防接種が推奨されています。
1回の接種で、接種後10日目から10年間有効です。
黄熱に感染する地域の多くは、マラリアやデング熱などの蚊によって感染する病気の流行地でもあります。予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要です。長袖・長ズボンを着用しましょう。虫よけスプレーやローションなどを使用しましょう。国内で販売されているものは、有効成分の濃度が低いので、海外で高濃度の製品を入手する方が、持続時間も長く、効果的です。
検疫所では海外渡航者向けに、黄熱や他の予防接種を行っています。接種には予約が必要となる場合があります。また、接種日は変更になる場合がありますので、必ず予約電話番号にお問い合わせください。
なお、接種当日(予約日)は、予防接種を行う前に「予防接種に関する申請書｣及び「予防接種問診票」を提出していただいた上で、医師による問診及び診察の結果に基づき、接種を行います。
黄熱のワクチン接種を行っている検疫所
※すべて予約制となっていますので、必ず事前に接種希望先へ予約をお取りください。
接種日・予約日時は特別な記載がない限り、土曜日・日曜日・祝祭日に該当する場合は除きます。
厚生労働省検疫所 FORTHホームページより抜粋
