アメリカ大陸西部を、南北約5,000kmに渡って聳える、ロッキー山脈のカナダ部分を指す。
ブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州境に広がる、つの国立・州立公園(バンフ国立公園、ジャスパー国立公園、クートニー国立公園、ヨーホー国立公園、ハンバー州立公園、アシニボイン山州立公園、ロブソン山州立公園)を合わせた『カナディアンロッキー山脈自然公園群』として、1984年にユネスコ・世界自然遺産に指定されている。
3,000m級の山々や美しい氷河湖の数々、ひっそりと建つ温もり溢れるロッジなど大自然の魅力が溢れています。レイクルイーズ~ジャスパー間を結ぶ世界屈指のシーニックルート・アイスフィールドパークウェイはカナディアンロッキーのハイライト。点在する湖を巡り、カナディアンロッキー一の人気観光地、コロンビア大氷原などへアクセスできます。
エアカナダ、経由便の場合は日本航空や全日空も
カルガリー空港からバンフへは、約1.5時間(約120km)。シャトルバスや混載バス、レンタカーで移動
バンクーバー経由の場合はエアカナダ、日本航空、全日空。カルガリー経由の場合はエアカナダ利用
エドモントン空港からジャスパーへは、約4.5時間(約380km)。レンタカーでの移動。
1泊2日の観光列車、ロッキーマウンテニア号が運行日が決められて運行中。4月後半~9月末にかけて週1~2便運航。日中のみ移動し、夜はカムループスの町に1泊。旅のハイライトのカナディアンロッキー越えは、2日目に満喫できる。
バンクーバーからトロントまで4,466kmを走破する大陸横断鉄道の一部を乗車。バンクーバーを夜に出発し、翌朝以降にカナディアンロッキーを通過する時間設定も心憎い。
寝台カテゴリーからリクライニングだけのエコノミー席まで、旅のスタイルに合わせたプランニングも可能。バンクーバー発は毎週日・火・金の20時30分、ジャスパーには翌日16時30分の到着予定。
バンフから車で約1時間、ルイーズ湖と湖水の対岸に広がる巨大なビクトリア氷河。イギリスのビクトリア女王を氷河に、その水が流れいる湖をその娘・ルイーズ女王になぞらえ名づけられました。
湖畔に建つホテル、フェアモント・シャトーレイクルイーズはこの湖と氷河の眺望に優れ、多くの旅人達の羨望の的となっています。
また、湖の周囲には複数のハイキングコースがあり、レイクルイーズを見下ろす絶景も待ち受けています。
北極圏以外では世界最大の氷原。名古屋市の面積に相当する325km²の広さを誇り、巨大なタイヤを装備した雪上車で氷河の上に立つことができる。
最大350mほどの氷の厚さがあると言われているが、近年氷河の先端の後退が著しく、数百年後の消滅が懸念されています。
カナディアンロッキーの旅の醍醐味の一つは、美しい山々と氷河湖のコントラスト。
カナダの紙幣のデザインにもなった、テンピークスの峰々とブルーの湖水の美しい“モレーンレイク”、季節や時間によって湖水の色が変化する“ペイトレイク”、エメラルドグリーンの湖水をたたえる“エメラルドレイク”など多くの美しい湖を巡ることができます。
深い森の中に佇む、古城を思い起させるラグジュアリーホテル。1888年に建てられた、カナダ太平洋鉄道の賓客の滞在のため利用され、今ではバンフの町のシンボルになっています。
カナディアンロッキー屈指の美しさを誇る、レイクルイーズの湖畔に建つホテル。湖側のお部屋に泊まれば、部屋から湖と氷河の絶景を一人占め。早朝や夕暮れ時の美しい時間もゆったりと時間を過ごすことができます。