マニトバという名前は先住民族クリー族の人々を守る偉大な精霊、マニトーにちなんで名づけられました。平原の中、氷河が残してくれた美しい無数の湖が点在しています。南部は豊かな土地に恵まれた世界的な穀倉地帯となっており、北部は野生動物の王国となっています。
州名 | カナダ マニトバ州 |
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州都 | ウィニペグ |
観光地 | フォークス、ロイヤル・カナディアン・ミント、チャーチル |
日本からマニトバ州に行くには、まずカナダ西海岸のゲートウェイ・バンクーバーへ。
成田発:エアカナダ、日本航空
羽田発:全日空
※各社夕方から夜にかけて日本を出発し、バンクーバーに午前から午後にかけて到着。
バンクーバーからウィニペグへは、エアカナダが1日2便の運行。
デルタ航空を利用し、米国を経由して入国するパターンも。
州都のウィニペグはカナダ西部と東部の物流や金融の中間点として発達している街です。北米トップレベルといわれる交響楽団やバレエ団があるのもウィニペグの街の特徴です。くまのプーさんの発祥の地でもあり、モデルとなった熊の銅像がウィニペグ郊外のアシニボインパーク内にあります。
マニトバ州の標高は一番高いところで約300mという広大な湿地帯が広がっています。そしてその湿原には特に春と秋の渡り鳥のシーズンに300種類もの野鳥が集まります。オーク・ハンモック・マーシュにはバードウォッチャーのための30kmにもおよぶボードウォークや遊歩道があり、ハイカーにも人気のスポットです。
ハドソン湾のほとりにあるチャーチルという街に毎年10月~月にかけ、海が凍るのを待っているホッキョクグマたちが約1,000頭以上集まってきます。この時期チャーチルの町からホッキョクグマを観察する大きなタイヤのバギーのツアーがあり、世界中の観光客から研究者までが集まります。
マニトバ州は近年、安定した雇用もあり、各国から移民が集まって来ています。その影響もあり、アジアやエスニックなど多国籍な料理が多くなってきています。